アメリカ西部のカリフォルニア
州で、
猛暑が
続くなか、
大規模な
山火事が
相次いで
発生していて、
これまでに
消防士3人が
死亡した
ほか、
住民およそ3万7000
人に
避難命令が
出ています。カリフォルニア
州北部の
市、レディングの
近くで、
今月23
日に
山火事が
発生し、
現在も
延焼が
続いています。
現場からの映像では、火の手が住宅地や道路に迫る様子が映し出されていて、地元メディアは激しい炎を「竜巻」に例えています。
地元の消防によりますと、この火事で、これまでに1万9500ヘクタールが焼けました。
消防士2人が死亡したほか、500棟ほどの建物に火が燃え移り、住民およそ3万7000人を対象に避難命令が出ています。
また、カリフォルニア州の観光地、ヨセミテ国立公園の近くでも、今月13日に発生した山火事がまだ鎮火せず、消防士1人死亡し、ヨセミテ国立公園では25日から一部の区域が閉鎖されています。
カリフォルニア州では、今月、砂漠が広がるデスバレーで最高気温が52度を超えるなど猛暑が続いていて山火事が相次ぐ一因となっています。