新型コロナウイルスの
感染拡大を
受けた
経済対策をめぐり、
西村経済再生担当大臣は
NHKの「
日曜討論」で、
雇用調整助成金の
上限額引き上げについて「
安倍総理大臣も
強い問題意識を
持っており、できるだけ
早く
対応したい」と
述べ、
検討する
考えを
示しました。
この中で
西村経済再生担当大臣は、
雇用調整助成金の
上限額を
引き上げるよう
求める声が
出ていることについて「
安倍総理大臣も
強い問題意識を
持ち、『なんとか
できるのではないか』と
厚生労働省に
指示が
下りているので、できるだけ
早く
対応できればと
考えている。
将来、
引き上げられれば、さかのぼって
支給できるようにしたい」と
述べました。
また、緊急事態宣言を延長したあとの対応について「1か月程度延長するとしても、2週間ぐらい経たところで評価もいただきたい。地域、地域で状況が違ってくるので、適切に判断していきたい」と述べ、定期的に評価を続け、措置の緩和などを検討していく考えを示しました。
「諮問委員会」の尾身茂会長は「感染が限定的な地域では、一律の自粛要請ではなく、ある程度生活を楽しみながら感染対策ができるという工夫が必要だ」と述べました。
そのうえで、長丁場の対応を前提にした「新しい生活様式」のイメージとして、近い距離の会話ではマスクを着用すること、レストランでは対面にならないようにして、おしゃべりを控えめにすることなどといった感染拡大を防止するための基本的な考え方を4日示し、詳細は各業界での検討を要請する考えを示しました。