池江選手は8日午前、公式ホームページを開設しました。
この中には、池江選手本人から「応援してくださる皆様へ」と題した直筆のメッセージが掲載され、「現在、治療は順調に進んでいます。普段、体調が良い時は、今までやらなかったぬり絵やパズルをやったり、映画を観たり、泳いでいた時は出来なかったことを楽しむという生活を送っています」と近況を報告し、そのうえで「正直、心が折れそうな時もあります。ですが、たくさんの言葉にはげまされ、最後まで頑張りたい、負けたくないという気持ちがこみ上がってきます」と心境をつづっています。
そして「どんな時でも1人ではない事を忘れません。そして忘れないでほしい」と、思いを書き込みました。
競泳女子100メートルバタフライなどの日本記録を持つ池江選手は、ことし2月に白血病と診断されたことを公表し、現在、治療を続けています。
これまでは自身のツイッターなどにコメントを投稿してきましたが、3月13日以降は投稿は行わず、今回メッセージを発信するのはおよそ2か月ぶりとなります。
公式ホームページでは、池江選手のプロフィールや写真のコーナーがあるほか、応援メッセージを書き込むことができるようになっています。
所属するマネジメント会社によりますと、池江選手は、今後はこのホームページを中心に、メッセージなどを発信していくということです。
ホームページには家族のメッセージも
8日、開設された池江選手の公式ホームページには、家族のメッセージも掲載されました。
そこでは、全国から池江選手に宛てて応援の手紙や千羽鶴などが寄せられていることに深く感謝したうえで、治療を続けている池江選手について、「どんなに苦しい治療の最中でも、嘆き悲しむ言葉や、泣き言、弱音を一切言わない璃花子の強さに、私たち家族も反対に勇気付けられている日々です。おかげさまで治療は順調に進み、再び水泳に戻れる日を目指して頑張っております」と記しました。