富士山の
山頂付近で
崩れた
石が
登山道を
覆っていることを
受け、
撤去作業に
時間が
かかることから、
来月1日の
山梨県側の
山開きの
際は、
山頂まで
登れない
見通しになりました。
富士山では、
去年の
夏山シーズンのあと、
頂上に
ある「
久須志神社」の
前の
石積みが
崩れているのが
見つかり、
山梨県などが
今月17
日に
現地調査を
行った
結果、
石が
崩れた
範囲が
高さ・
幅ともに
およそ10
メートルずつあり、
崩れた
大量の
石が
山頂に
通じる登山道を
覆っていて、
登山者の
安全を
確保するために
設置されているフェンスの
土台が
崩れていることなどが
分かったということです。
このため、撤去作業には当面、時間がかかるとして、来月1日の山梨県側の山開きの際は山頂まで登れない見通しになりました。
ふもとの富士吉田市の堀内茂市長は、「登山客の方に快適な富士山を楽しんでもらうため、安全最優先で進めてほしい」と話しています。