Actualités japonaises: トランプ大統領改めて持論 “日米安全保障条約は不公平”

トランプ大統領だいとうりょう改あらためて持論じろん “日にち米べい安全あんぜん保障ほしょう条約じょうやくは不公平ふこうへい”

Jun 27, 2019 01:06

Furigana

アメリカのトランプ大統領だいとうりょうは、Ｇじ-20大阪おおさかサミットを前まえにアメリカのメディアのインタビューに応おうじ、日にち米べい安全あんぜん保障ほしょう条約じょうやくについて「もしアメリカが攻撃こうげきされても日本にっぽんはわれわれを助たすける必要ひつようは全まったくない」と述のべて、不公平ふこうへいだと不満ふまんを示しめしました。トランプ大統領だいとうりょうは26日にち、Ｇじ-20大阪おおさかサミットに向むかう前まえにアメリカのＦＯＸビジネスネットワークの電話でんわインタビューに応おうじました。

この中なかで「日本にっぽんやインド、それに東南アジアとうなんあじあ諸国しょこくとの２に国こく間かんの協定きょうていで何なにを実現じつげんしたいか」と問とわれたのに対にたいし、トランプ大統領だいとうりょうは「ほとんどの世界せかいの国くにはアメリカから極きわめて大おおきな利益りえきを得えている。これは信しんじられないことだ」と指摘してきしました。

そのうえで日にち米べい安全あんぜん保障ほしょう条約じょうやくについて「もし日本にっぽんが攻撃こうげきされれば、われわれは第だい３さん次じ世界せかい大戦たいせんを戦たたかうことになり、あらゆる犠牲ぎせいを払はらって日本にっぽんを守まもる。しかし、もしアメリカが攻撃こうげきされても日本にっぽんはわれわれを助たすける必要ひつようは全まったくない。彼かれらはソニー製せいのテレビでそれを見みていられる」と述のべ、不公平ふこうへいだと不満ふまんを示しめしました。

日にち米べい安全あんぜん保障ほしょう条約じょうやくを巡めぐってはアメリカのメディアブルームバーグが24日にち、トランプ大統領だいとうりょうが最近さいきん、私的してきな会話かいわで条約じょうやくは不公平ふこうへいだとして破棄はきに言及げんきゅうしたと伝つたえましたが、アメリカ国務省こくむしょうは「記事きじには根拠こんきょがなくアメリカは条約じょうやくを守まもる」と否定ひていしています。