일본어 뉴스: “時速194キロ”死亡事故起訴事実を危険運転に変更大分地検

“時速じそく194キロ”死亡しぼう事故じこ起訴きそ事実じじつを危険きけん運転うんてんに変更へんこう大分おおいた地検ちけん

Dec 1, 2022 18:12 1

Furigana

去年きょねん、大分おおいた市内しないの県道けんどうを時速じそく194キロで車くるまを運転うんてんし、死亡しぼう事故じこを起おこした当時とうじ19歳さいの会社かいしゃ員いんについて、過失かしつ運転うんてん致死ちし罪ざいで起訴きそしていた大分おおいた地方ちほう検察庁けんさつちょうは1日にち、より刑けいが重おもい危険きけん運転うんてん致死ちし罪ざいへの変更へんこうを裁判所さいばんしょに請求せいきゅうしました。事故じこをめぐっては、亡なくなった男性だんせいの遺族いぞくが2万まん8000人にん余あまりの署名しょめいを提出ていしゅつするなどして、危険きけん運転うんてん致死ちし罪ざいに切り替きりかえるよう訴うったえていました。

去年きょねん2月つき、大分おおいた市しの県道けんどうの交差点こうさてんで当時とうじ19歳さいの会社かいしゃ員いんが、時速じそく194キロで車くるまを運転うんてんして衝突しょうとつ事故じこを起おこし、相手あいての車くるまを運転うんてんしていた小柳こやなぎ憲けんさん（当時とうじ50）が亡なくなりました。

大分おおいた地方ちほう検察庁けんさつちょうは会社かいしゃ員いんを過失かしつ運転うんてん致死ちし罪ざいで起訴きそしましたが、遺族いぞくがより刑けいが重おもい危険きけん運転うんてん致死ちし罪ざいに切り替きりかえるよう訴うったえて2万まん8000人にん余あまりの署名しょめいを集あつめ、検察けんさつに提出ていしゅつしていました。

その後そのご、検察けんさつは追加ついかの捜査そうさを行おこない、先月せんげつには事故じこが起おきた夜よるの時間じかん帯たいに現場げんば付近ふきんの通行つうこうを規制きせいしたうえで、警察けいさつと合同ごうどうで当時とうじの状況じょうきょうを再現さいげんし、改あらためて詳くわしく調しらべました。

その結果けっか、会社かいしゃ員いんが車くるまをコントロールできない速度そくどで運転うんてんしたことに加くわえ、相手あいての車くるまの通行つうこうを妨害ぼうがいする目的もくてきで著いちじるしく接近せっきんさせていたなどと判断はんだんし、危険きけん運転うんてん致死ちし罪ざいへの変更へんこうを1日にち、裁判所さいばんしょに請求せいきゅうしました。

変更へんこうが認みとめられれば裁判さいばん員いん裁判さいばんで審理しんりされることになります。

遺族いぞく「声こえを上あげなければ、このようなことにはならなかった」

大分おおいた地方ちほう検察庁けんさつちょうがより刑けいが重おもい、危険きけん運転うんてん致死ちし罪ざいへの変更へんこうを裁判所さいばんしょに請求せいきゅうしたことについて、事故じこで亡なくなった小柳こやなぎ憲けんさん（当時とうじ50）の姉あねは取材しゅざいに対にたいして「『検察けんさつの判断はんだんがおかしい』と声こえを上あげなければ、このようなことにはならなかったと思おもう。私わたしたち遺族いぞくのために支援しえんしていただいた、全国ぜんこくの交通こうつう事故じこのご遺族いぞくや、署名しょめいに賛同さんどうしていただいた方々かたがたなどに深ふかく感謝かんしゃしています。弟おとうとは帰かえってこないので、私わたしたちに勝利しょうりはありませんが、裁判所さいばんしょには被告ひこくにしっかりと反省はんせいしてもらえるような判断はんだんをしてほしい」と話はなしていました。