みずほ
銀行は30
日、
発生した
システムの
不具合の
影響で、
海外の
企業との
間で
送金などを
行う外国為替取引の
うち、380
件余りの
送金に
遅れが
出たと
明らかにしました。
システムは
復旧していて、10
月1
日の
取り引きは
通常どおり
行うことが
できるとしています。
みずほ銀行によりますと、30日午後1時すぎから外国為替取引の決済を管理するシステムで不具合が発生し、ほかの銀行宛ての送金合わせて387件に遅れが出ました。
このうち309件の送金は終えたということですが、残る78件については30日中に送金ができないため顧客に個別に連絡して対応するとしています。
システムは復旧していて、1日の取り引きは通常どおり行うことができるとしています。
30日は3月期決算の企業の中間期末で、通常の月末と比べても取引の件数が多かったということです。
みずほ銀行は送金の遅れについて「お客さまにご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申しあげます」とコメントしています。
みずほ銀行ではことし2月以降、合わせて7回のシステム障害が相次ぎ、事態を重く見た金融庁から今月22日に再発防止の徹底に向けた業務改善命令を受けたばかりでした。