事実上の
与野党対決の
構図となった
埼玉県知事選挙は、
立憲民主党や
国民民主党など野党4党が
支援した
元参議院議員の
大野元裕氏(55)が、
自民・
公明両党が
推薦した
新人らを
破り
初めての
当選を
果たしました。
埼玉県知事選挙の
開票結果です。
▽大野元裕、無所属・新、当選。92万3482票。
▽青島健太、無所属・新。86万6021票。
▽浜田聡、NHKから国民を守る党・新。6万4182票。
▽武田信弘、無所属・新。4万631票。
▽櫻井志津江、無所属・新。3万4768票。
立憲民主党、国民民主党、共産党、社民党が支援した元参議院議員の大野氏が、自民党と公明党が推薦したスポーツライターの青島氏らを破り、初めての当選を果たしました。
大野氏は埼玉県川口市出身の55歳。
旧民主党政権で防衛政務官を務めた元参議院議員で、2期目の途中で辞職して今回の知事選挙に立候補しました。
選挙戦で大野氏は、4期16年務めた上田知事の県政を継承し財政再建などの改革を進めると訴え、上田知事からも全面的な支援を受けました。
その結果、支援を受けた立憲民主党、国民民主党、共産党などの支持層を固め、支持政党を持たない無党派層からも支持を集めて初めての当選を果たしました。
投票率は32.31%と、前回4年前より5点ポイント余り高くなり、16年ぶりに30%台となりました。