佐賀県などを
中心に
浸水の
被害が
相次いだ
記録的な
大雨から
4日で
1週間です。
川から
流木などのごみが
流れ込んだ
佐賀県沖の
有明海では、
来月からのり
養殖が
始まるのを
前に、
およそ200
隻の
漁船が
出てごみの
回収作業が
行われました。
佐賀県有明海漁協は、来月から始まるのり養殖に支障が出るおそれがあるとして、4日、ごみの回収作業を行いました。
作業は筑後川の沖合などごみの流入が多かった場所を中心に、200隻ほどの漁船と漁業者などおよそ750人が参加して行われました。
漁業者たちは、網を使ってよしなどをすくったり、流木をロープにつないで漁港まで運んだりして回収していました。
佐賀県沖の有明海では、のり養殖に使う支柱を海に立てる「支柱立て」が今週末から始まる予定で、来月からのり養殖が本格化します。
漁業者の男性は「ごみがあると支柱にごみが引っ掛かって倒れるおそれがあるほか、漁船の航行に支障が出る。支柱立てを前にできるだけ多くのごみを回収したい」と話していました。