Actualités japonaises: 国連 “ガザ地区住民の4分の1が飢餓一歩手前の状態に直面”

国連こくれん “ガザ地区ちく住民じゅうみんの4分ぶんの1が飢餓きが一いち歩ほ手前てまえの状態じょうたいに直面ちょくめん”

Feb 28, 2024 11:02

Furigana

イスラエルとイスラム組織そしきハマスとの戦闘せんとう休止きゅうしをめぐる交渉こうしょうが仲介ちゅうかい国こくを交まじえて続つづくなか、イスラエル軍ぐんはガザ地区ちくで空爆くうばくや地上ちじょう作戦さくせんを展開てんかいしています。国連こくれんはガザ地区ちくの住民じゅうみんの4分ぶんの1が飢餓きがの一いち歩ほ手前てまえの状態じょうたいに直面ちょくめんしていると危機きき感かんを示しめしています。

イスラエル軍ぐんは27日にち、ガザ地区ちくでの作戦さくせんで、ハマスの武器ぶきの製造せいぞう施設しせつや倉庫そうこを見みつけたと明あきらかにし、空爆くうばくや地上ちじょう作戦さくせんの様子ようすをうつした映像えいぞうやハマスが使つかっていたとみられる武器ぶきなどの写真しゃしんをSNSに投稿とうこうしました。

ガザ地区ちくの保健ほけん当局とうきょくは27日にち、過去かこ24時間じかんで新あらたに96人にんが死亡しぼうしたと発表はっぴょうしました。

国連こくれんによりますとガザ地区ちくでは激はげしい戦闘せんとうの影響えいきょうで食料しょくりょう不足ふそくが続つづき、住民じゅうみんの4分ぶんの1が飢餓きがの一いち歩ほ手前てまえの状態じょうたいに直面ちょくめんしているとして危機きき感かんを示しめしています。

こうした中なか、戦闘せんとう休止きゅうしと人質ひとじち解放かいほうをめぐる交渉こうしょうはカタールなどが仲介ちゅうかいして行おこなわれています。

この交渉こうしょうについて、アメリカのバイデン大統領だいとうりょうは26日にち、交渉こうしょうが近ちかくまとまり、来月らいげつ4日にちまでに戦闘せんとう休止きゅうしが実現じつげんすることに期待きたいを示しめしましたが、カタール外相がいしょうの報道ほうどう官かんは27日にち、「まだ合意ごういは得えられていない」と述のべました。

アメリカの有力ゆうりょく紙しニューヨーク・タイムズはバイデン大統領だいとうりょうとイスラエルのネタニヤフ首相しゅしょうの政治せいじスケジュールが正せい反対はんたいだと伝つたえました。

記事きじによりますとネタニヤフ首相しゅしょうは10月つき7日にちのハマスによる攻撃こうげきを防ふせげなかった責任せきにんを問とわれる時期じきを先さき延のばしすることに関心かんしんを持もつ一方いっぽう、バイデン大統領だいとうりょうは秋あきの大統領だいとうりょう選挙せんきょを前まえにできるだけ早はやく戦闘せんとうを終おわらせたい思惑おもわくがあると分析ぶんせきしています。