世界の気象を調べているWMOは、地球の気温が上がる原因になるガスが去年世界でどのくらいあったか発表しました。
発表によると、地球の気温が上がる大きな原因になる二酸化炭素の平均濃度は396ppmでした。前の年より2.9ppm増えて、今まででいちばん高くなりました。二酸化炭素は調べ始めた1984年から増え続けています。
ほかのガスでも、一酸化二窒素とメタンの平均濃度が今まででいちばん高くなりました。
WMOは、2100年までに気温が1°Cぐらいしか上がらないようにするためには、ガスを今より80%減らす必要があると言っています。