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日昼すぎ、
東京 杉並区の
アパートで30
代の
女性が
上半身を
複数箇所、
刃物で
刺されて
死亡しました。
女性は
事件の
およそ30
分前に
昼食を
購入して
持ち帰っていたことがわかり、
警視庁は
女性が
帰宅直後に
襲われたとみて
殺人事件として
逃げた
男の
行方を
捜査しています。26
日昼すぎ、
東京 杉並区下井草3丁目の
アパートの
部屋で、「
助けて」という
女性の
叫び声が
聞こえたと、アパートの
大家などから110
番通報がありました。
警察官が駆けつけたところ、アパートの2階の部屋のベランダ近くの床の上で、30代の女性が上半身を複数箇所、刃物で刺されて倒れているのが見つかりました。
女性は病院に搬送されましたが、その後、死亡しました。
部屋には争ったような形跡があったほか、凶器とみられる刃物が残されていたということです。
その後の調べで、女性は事件のおよそ30分前に昼食を購入して部屋に持ち帰っていたことが捜査関係者への取材でわかりました。
部屋には、午前11時半ごろにカレーを購入したレシートが残されていて、女性は外出先から帰宅した直後に襲われたとみられるということです。
警視庁によりますと、アパートからは黒っぽい色のコートを着た身長1メートル60センチ位の30代とみられる男が、西武新宿線の下井草駅の方角に向かって逃げる姿が目撃されているということです。警視庁は殺人事件として捜査しています。
アパートの大家「助けてと叫び声」
現場となったアパートの大家の70代の男性は「アパートと隣接する自宅でお昼ごはんを食べようとしたときに、『ドシン、ドシン』という音が聞こえてきました。何かあったのかと思ったら、女性の声で『助けて』という叫び声が聞こえました。家を出たら、近くに郵便の配達員がいたのでその人に警察に通報するようお願いしました。早く犯人が捕まってほしいです」と話していました。