来月1日に
決定する
新しい元号について、
政府は、
1日当日の
午前11
時半から
菅官房長官が
発表し、
正午すぎに
安倍総理大臣みずからが
記者会見し、
新元号に
込められた
意義などを
談話として
発表することなどを
決めました。
皇位継承を前に来月1日に決定する新しい元号をめぐって、政府は29日午前、総理大臣官邸で「元号選定手続検討会議」を開き、1日当日の選定手続きの進め方を決め、菅官房長官が閣議で報告しました。
それによりますと、1日当日の午前9時半から40分程度、総理大臣官邸4階の特別応接室で、各界の代表や有識者からなる「元号に関する懇談会」を開催し、複数の原案を示し意見を聞いたうえで、10時20分ごろから、衆議院議長公邸で、衆参両院の議長と副議長からも意見を聴取するとしています。
その後、総理大臣官邸4階の閣僚応接室で開く「全閣僚会議」で協議したあと、臨時閣議で元号を改める政令を決定するとしています。
そして午前11時半から、菅官房長官が新しい元号を発表し、正午すぎに安倍総理大臣みずからが記者会見し、新元号に込められた意義などを談話として発表するとしています。
前回、平成への改元の際は、当時の小渕官房長官が新元号の発表とあわせて当時の竹下総理大臣の談話を発表しましたが、今回、安倍総理大臣みずから談話を発表するのは、次の時代に込める考え方などを明確に示すねらいもあるものとみられます。