一息で
海にどれだけ
深く
潜れるかを
競う「
フリーダイビング」の
世界選手権で
2連覇した
長崎県大村市出身の
木下紗佑里さんが
不慮の
事故のため、15
日、
亡くなりました。30
歳でした。
木下さんは
大村市出身で、
大学卒業後に
フリーダイビングを
始めて
以降、
世界トップレベルの
プロ選手として
活躍してきました。
平成27年と29年には2年に1度開かれる「フリーダイビング」の世界選手権で総合優勝を果たし、去年7月にはロープをたどる種目で水深97メートルの世界新記録を打ち立てました。
最近は、ことし9月にフランスのニースで開かれる世界選手権での3連覇を目指すとともに、フリーダイビングの魅力を伝える活動にも力を入れていました。
家族によりますと、木下さんは練習の拠点を置いていた沖縄で、練習中ではない陸上での不慮の事故により、15日夕方、亡くなったということです。
葬儀は、通夜が17日午後7時から、告別式が18日午後1時から、大村市桜馬場の「天晴会館新館」で行われます。
また家族はファンや友人を呼んで「お別れ会」も計画しているということです。