決勝トーナメントの1
回戦で
日本をペナルティーキック
戦の
末に
破った
世界12
位のクロアチアと、
世界ランキング1
位で
史上最多と
なる6
回目の
優勝を
目指すブラジルの
試合は、ドーハ
近くに
あるエデュケーション・シティスタジアムで
日本時間の10
日午前0
時から
行われました。
試合は前半、ブラジルがエース、ネイマール選手のドリブルなどでゴール前に攻め込んだ一方、クロアチアはサイドを使った攻撃でチャンスを作りましたが、互いに相手の守備を崩せず0対0のまま前半を終えました。
後半、クロアチアはブラジルの巧みなパスの連係で再三、ピンチを招きますが、ゴールキーパー、ドミニク・リバコビッチ選手の好セーブで得点を許さず、両チーム無得点のまま延長戦に入りました。
延長戦で、クロアチアは前半のアディショナルタイムにブラジルのネイマール選手に先制点を決められましたが、後半12分にブルノ・ペトコビッチ選手がクロスボールを左足で合わせて同点に追いつき、勝負はペナルティーキック戦にもつれました。
先攻のクロアチアは、ゴールキーパーのリバコビッチ選手がブラジルの1人目を防ぎ、蹴っては4人連続で成功しました。
そして、4対2で迎えたブラジルの4人目、マルキーニョス選手のシュートがゴールポストに当たって失敗となり、クロアチアが日本戦に続くペナルティーキック戦を制して優勝候補のブラジルを破り、準優勝した前回大会に続くベスト4に進みました。
クロアチア リバコビッチ選手「最高の気分 とてもうれしい」
ピンチを
再三の
好セーブでしのぎ、ペナルティーキック
戦でも
相手のシュートを
防いだクロアチアのゴールキーパー、ドミニク・リバコビッチ
選手は「
最高の
気分だし、とてもうれしい。
ほかになんと
言えばいいかわからない」と
喜びを
語りました。
そして今後に向けて「私たちは目の前の1試合1試合に集中している。一生懸命戦ってピッチですべてを出していきたい」と気を引き締めていました。
ブラジル ネイマール選手 通算77点目 『王様』ペレさんに並ぶ
ブラジルのネイマール
選手が
延長前半のアディショナルタイムに
代表通算77
点目を
マークし『サッカーの
王様』と
呼ばれる、
元ブラジル
代表ペレさんの
記録に
並びました。
ネイマール選手は、クロアチアとの試合に先発出場しました。
そして、延長前半のアディショナルタイムに味方とのパスの連係でペナルティーエリア内に攻め込むと、最後は相手のゴールキーパーをかわしてゴールを決めました。
このゴールはネイマール選手のブラジル代表として通算77点目で『サッカーの王様』と呼ばれるペレさんが持つ記録に並びました。
ネイマール選手は30歳。
サッカー王国・ブラジルをけん引するエースで、ドリブルの技術やシュートの正確さ、それに味方を生かすパスなど、すべてにおいて世界トップレベルです。
ペレさんは、ブラジル代表としてワールドカップ4大会に出場し、優勝3回、個人では14試合に出場し、12ゴールを挙げています。
ブラジル代表やサントスFCなどのキャリアで獲得したゴール数は通算で1200を超えるなど、数々の記録を残しています。
クロアチア PK戦では4戦負けなし
クロアチアは
準優勝した
前回大会から
数えてペナルティーキック
戦では4
戦負けなしです。
前回、2018年のロシア大会では決勝トーナメント1回戦のデンマーク戦と、準々決勝のロシア戦でペナルティーキック戦となり、いずれも勝利しました。
今大会、決勝トーナメント1回戦の日本戦に続き、準々決勝のブラジル戦でもペナルティーキック戦になりましたが、ゴールキーパーのドミニク・リバコビッチ選手が好セーブを見せたほか、キッカーが落ち着いてコースをねらうなど確実に接戦をものにしています。
クロアチア ダリッチ監督「偉大な勝利 選手たちに脱帽」
クロアチアのズラトコ・ダリッチ
監督は
試合後の
記者会見で「
偉大な
勝利の1つだ。
戦術的には、
達人のようにうまく
賢く
試合全体を
コントロールできた。
負けていても
相手に
追いつき、
チームの
意地や
諦めない
気持ちを
再び見せることができた。
優勝候補に
勝った
選手たちに
脱帽だ」とたたえました。
勝因については中盤の攻防を制したことをあげ「世界一優秀な中盤の選手たちがブラジルにボールを奪われなかった。中盤でボールを落ち着かせ、慌てずにプレーできたことが勝利の決め手になった」と振り返りました。
そして、ペナルティーキック戦での勝利については「ペナルティーキック戦に持ち込むにも努力が必要で、決して簡単なことではない。私たちは意地を見せることができたと思うし、それがチームの特徴だ。ペナルティーキック戦になった時点で、自分たちが本命で、相手が負けそうだという感じさえしていた」と話していました。
米FRB 利下げを見送り 政策金利の据え置き決定 5会合連続
アメリカのFRB=連邦準備制度理事会は金融政策を決める会合を開き、30日、利下げを見送り、政策金利を据え置くことを決定したと発表しました。ただ、2人の理事が利下げを支持して反対する異例の状況にもなっていて、関税措置による影響が広がっているとの懸念も出る中、今後の利下げをめぐる判断が焦点となります。
N1
Source: NHK
144
Jul 31, 2025 07:07
イチローさん「夢のよう」米野球殿堂入り式典で英語スピーチ
アメリカ野球殿堂入りの表彰式典がニューヨーク州クーパーズタウンで行われ、日本選手で初めて殿堂入りしたイチローさんが英語でスピーチし「この場に立っていることはすばらしい夢のようです」と喜びと感謝のことばを述べました。
N2
Source: NHK
62
Jul 28, 2025 12:07