東京都内の
夜の
繁華街の
人出を
携帯電話のビッグ
データで
分析した
結果、
先月の
緊急事態宣言解除の
前後から
人出が
増加していることが
分かりました。
NHKは、
都内の
繁華街の
夜間の
人出について、IT
関連企業の「Agoop」が
携帯電話の
利用者の
許可を
得て
集めた
位置情報の
データをもとに
個人が
特定されない
形で
推計し、
分析しました。
2日までのおよそ3か月間の人出を分析した結果、緊急事態宣言が出される前の3月に比べると少ない傾向が続く一方、解除された先月25日の前後から人出が増加していることが分かりました。
新宿 歌舞伎町の付近では、先月の大型連休を過ぎると人出が増加し始めます。
先月29日の金曜日は、この2か月で人出が最も多くなり、平日として最も少なかった4月13日の4倍余りに増えました。
港区の六本木の付近でも、大型連休明けから人が増え始め、2日は平日として最も少なかった4月14日の2.6倍まで増加しました。
中央区の銀座の付近では、歌舞伎町や六本木ほど大きな人出の増加傾向は見られませんが、1日は、平日として最も少なかった4月17日の2.5倍近くとなりました。
渋谷のスクランブル交差点付近でも、緊急事態宣言が解除されたあと、大幅に夜間の人出が増えていて、1日は平日として最も少なかった4月13日の4倍近くに達しました。