国際宇宙ステーション(ISS)に約半年間滞在した飛行士らが米東部時間8日夜(日本時間9日午後)、米スペースXの宇宙船クルードラゴン2号で地球に帰還しました。
クルードラゴンは4月に飛行士らをISSに運んでから、連結されたまま待機していました。8日午後2時すぎにISSを出発し、9時間近くかけて地球の大気圏に到達しました。突入後にパラシュートを展開し、同午後10時半ごろメキシコ湾に着水しました。
NASAの配信を通し、キンブロー飛行士が着水直後に「地球はいいな」と話す声が聞こえました。
クルードラゴン2号では先日、トイレの故障が発覚しました。飛行士らは搭乗中、トイレなしで過ごすことを余儀なくされました。