サッカーの
元日本代表でJ1で
歴代最多の191
得点をあげている
セレッソ大阪のフォワード、
大久保嘉人選手が
引退会見を
行い「
自分の
スタイルを
貫き通して20
年間戦えたことを
誇りに
思う」と
現役生活を
振り返りました。
39歳の大久保選手はセレッソや川崎フロンターレ、それに海外のクラブを含め現役で20年間プレーし、J1で歴代最多の191得点をあげたほか日本代表としてもワールドカップの2大会に出場しました。
大久保選手は22日、大阪市内のホテルで記者会見し、引退を決めた理由について「20年間、苦しいことの方が多かったがそれを見せないようにと細い糸がギリギリつながっているような状態でプレーを続けてきた。自分自身、まだまだできるだろうと言われるうちにやめたいという気持ちもあったのでそれが今だと思った」と時折、涙で言葉を詰まらせながら話しました。
その上で、ピッチで感情をあらわにする自身のプレースタイルについては「やんちゃと言われることも多かったが、自分のスタイルを貫き通してやってこれたことを誇りに思うし、悔いなくサッカー人生を終えられて今は幸せだ」と振り返りました。
また、
今後については「
僕の
意見を
伝えなければいけないというのもあります
し、
もっともっとサッカーのことを
知りたいし、
勉強していきたい」と
指導者への
意欲も
示しました。
その上で、今シーズン、J1で2試合が残っているほか、チームが天皇杯で準決勝に進出していることを踏まえ「まだ、日本のチームでタイトルをとったことがない。最後のチャンスがあるので、絶対決勝まで行ってセレッソのメンバーやスタッフ、関係者の皆さんと優勝して喜べたらいいなと思う」と意気込んでいました。