17
歳の
将棋棋士、
藤井聡太七段が
初めての
タイトル獲得に
王手をかけている「
棋聖戦」の
五番勝負は、16
日、
第4
局が
大阪で
行われ、
藤井七段が
勝てば
将棋のタイトル
獲得の
最年少記録を30
年ぶりに
更新します。
藤井聡太七段(17)は、自身初のタイトル戦となる「棋聖戦」の五番勝負で、タイトルを持つ渡辺明三冠(36)を相手にここまで2勝1敗として、タイトル獲得に王手をかけています。
第4局は大阪の関西将棋会館で行われ、和服姿の藤井七段が先に対局室に姿を現し、まもなくして渡辺三冠も和服姿で盤の前に座りました。
午前9時に対局が始まると、先手の渡辺三冠が数秒、間を空けて一手目を指したのに対し、後手の藤井七段はマスクを片側だけ外してお茶を飲んだあと、飛車先の歩を突いて応じていました。
今月19日に18歳になる藤井七段は、16日の対局に勝てば「17歳11か月」で棋聖のタイトルを手にすることになり、平成2年に屋敷伸之九段(48)が打ち立てたタイトル獲得の最年少記録、「18歳6か月」を30年ぶりに更新することになります。
対局は16日夜、勝敗が決まる見通しです。