路上に
止めてあった
車に
鉄製の
球を
撃ち込んで
窓ガラスを
割ったなどとして、
東京の
歯科医師の
男が
器物損壊の
疑いで
逮捕されました。
経営する
歯科医院からは20
丁余りのエアガン
などが
押収され、
警視庁は
男が
改造したエアガンで
撃ったとみて
調べています。
調べに対し容疑を
否認しているということです。
逮捕されたのは、
東京・
文京区千石の
歯科医師、
秋山浩康容疑者(60)です。
警視庁の調べによりますと、秋山容疑者は先月、豊島区の路上に止めてあった乗用車にパチンコ玉に似た直径6ミリの鉄製の球を撃ち込んで窓ガラスを割ったなどとして、器物損壊の疑いが持たれています。
防犯カメラの映像などから秋山容疑者が関わった疑いが強まったということで、経営する現場近くの歯科医院からはエアガン22丁と鉄製の球7000個余りが押収されたということです。
警視庁によりますと、調べに対し容疑を否認していますが、エアガンについては「20代から趣味で集め、改造もしていた」と話しているということで、警視庁は現場の状況などから、ビルの4階にある歯科医院から改造したエアガンで撃ったとみて調べています。
経営の歯科医院周辺で被害相次ぐ
警視庁によりますと、逮捕された秋山容疑者が経営する歯科医院の周辺では、4年前の2016年から車や店舗、ビルなどの窓ガラスが割られる被害がおよそ50件相次いでいるということです。
おととし、所有するビルのガラスが割られたという70代の男性は「パチンコ玉のようなものが貫通し、ガラスの破片が周囲に散乱していました。被害が相次いでいたのでみんな困っていましたが、通りすがりの人が面白半分のいたずらでやったのだと思っていました」と話していました。