Báo tiếng Nhật: 水を大量に飲むと「水中毒」のおそれ水分補給時に気をつけて

水みずを大量たいりょうに飲のむと「水みず中毒ちゅうどく」のおそれ水分すいぶん補給ほきゅう時じに気きをつけて

Aug 18, 2020 18:08

Furigana

連日れんじつの暑あつさで、熱中ねっちゅう症しょうの疑うたがいで病院びょういんに搬送はんそうされる人ひとが急増きゅうぞうし、亡なくなる人ひとも相次あいついでいます。熱中ねっちゅう症しょう予防よぼうの対策たいさくとして、こまめな水分すいぶん補給ほきゅうは大切たいせつです。しかし、同時どうじに「水みず中毒ちゅうどく」にも気きをつける必要ひつようがあります。

意識いしきなくなったり呼吸こきゅう困難こんなんに陥おちいったりして命いのちの危険きけんも

熱中ねっちゅう症しょうなどに詳くわしい吉田よしだ勝明かつあき医師いしによりますと、「水みず中毒ちゅうどく」とは水みずを飲のみすぎることで引き起ひきおこされる体調たいちょう不良ふりょうのことです。

体からだのだるさや吐き気はきけ、めまいなどの症状しょうじょうが出でて、ひどい場合ばあいには意識いしきがなくなったり呼吸こきゅう困難こんなんに陥おちいったりして命いのちの危険きけんにもつながるということです。

血液けつえき中ちゅうには一定いっていの塩分えんぶんが必要ひつようですが、汗あせをかくなどして体からだから水分すいぶんや塩分えんぶんが失うしなわれた後のち、一いち度どに大量たいりょうの水みずを飲のむと血液けつえきの塩分えんぶん濃度のうどが下さがります。

塩分えんぶんに含ふくまれるナトリウムは、体内たいないの水分すいぶんを適切てきせつな状態じょうたいに調節ちょうせつしたり神経しんけいや筋肉きんにくを正常せいじょうに機能きのうさせたりする役割やくわりを担になっているため、塩分えんぶん濃度のうどが下さがりすぎると、「水みず中毒ちゅうどく」の症状しょうじょうが出でるおそれがあるということです。