Actualités japonaises: ＳＵＢＡＲＵ新たに10万台のリコール

ＳＵＢＡＲＵ新あらたに10万まん台だいのリコール

Nov 5, 2018 18:11

Furigana

検査けんさの不正ふせいが相次あいついで発覚はっかくしている自動車じどうしゃメーカーのＳＵＢＡＲＵは、ことしに入はいってからもブレーキの検査けんさなどで不正ふせいが続つづいていたとして追加ついかで10万まん台だいをリコールすることになりました。ＳＵＢＡＲＵは、ブレーキの性能せいのうやスピードメーターなどの検査けんさの不正ふせいは去年きょねん12月つきまでとしていましたが、ことしに入はいっても不正ふせいが続つづいていたことを明あきらかにしました。

これは先月せんげつの国土こくど交通こうつう省しょうの立ち入たちいり検査けんさでわかったということで、追加ついかでおよそ10万まん台だいのリコールを届け出とどけでることになりました。

リコールの対象たいしょうとなるのは、ことし１月いちがつ９きゅう日にちから先月せんげつ26日にちまでに製造せいぞうした「インプレッサ」や「フォレスター」などのほか、ＳＵＢＡＲＵが製造せいぞうし、トヨタが「86」の名前なまえで販売はんばいする１いち車種しゃしゅの、合あわせて９きゅう車種しゃしゅです。

ＳＵＢＡＲＵでは、去年きょねん10月つき以降いこう、資格しかくを持もたない従業じゅうぎょう員いんによる検査けんさや燃費ねんぴの検査けんさデータ改かいざんなどの不正ふせいが相次あいついで発覚はっかくし、今回こんかいの事案じあんを含ふくめて一連いちれんのリコール台数だいすうは合あわせて53万まん台だいにのぼります。

中村なかむら知美ともみ社長しゃちょうは５ご日にちの記者きしゃ会見かいけんで「経営けいえいトップが先頭せんとうにたって品質ひんしつ第だい一いちの意識いしきを徹底てっていし、信頼しんらい回復かいふくに全力ぜんりょくで取り組とりくんでいきたい」と述のべました。

またＳＵＢＡＲＵは、今年度こんねんどの業績ぎょうせき見通みとおしについて、リコールの費用ひようなどを損失そんしつとして計上けいじょうすることから、本業ほんぎょうのもうけを示しめす営業えいぎょう利益りえきは前まえの年度ねんどより42％減少げんしょうして2200億おく円えんになる見込みこみだとしています。