バドミントンの
国際大会、ジャパン
オープンの
男子シングルス
決勝で、
日本のエース、
桃田賢斗選手がタイの
選手に
ストレート勝ちし、
日本男子選手として
この大会初優勝を
果たしました。
今回のジャパン
オープンでは、
2年後の
東京オリンピックの
競技会場が
初めて使われ、
最終日の16
日は、
男女シングルス、ダブルス
など合わせて
5種目の
決勝が
行われています。
このうち、男子シングルスの決勝では、先月の世界選手権で優勝したエースの桃田選手が、リオデジャネイロオリンピックの金メダリストなどを破って勝ち上がったタイの世界26位、コーシット・ペットプラダップ選手と対戦しました。
第1ゲームは、相手の素早いスマッシュに、桃田選手はタイミングが取れず、苦しむ場面がありましたが、徐々にリズムを取り戻してスマッシュを打ち返し21対14で取りました。
第2ゲームは、互いにスマッシュを打ち合う展開になりましたが、桃田選手は終盤までペースを落とさず、7連続ポイントを奪って21対11でとり、ゲームカウント2対0でストレート勝ちし、日本の男子選手としてこの大会初優勝を果たしました。
桃田選手は「日本で開催されるこの大会には特別な気持ちがあったし、自分の成長を見てもらえる大きなチャンスだと思ったので優勝できてうれしいです。東京オリンピックに向けてすごく自信になりました」と話していました。