北海道ほっかいどう 新型しんがたコロナ 新あらたに96人にん感染かんせん確認かくにん 道内どうないで1日にちとしては最多さいた

このほか、道内どうないでは

▽小樽おたる市しの1人にん

▽旭川あさひかわ市しの1人にん

▽千歳ちとせ市しの4人にん

▽恵庭えにわ市しの2人にん

▽苫小牧とまこまい市しの1人にん

▽石狩いしかり地方ちほうの1人にん

▽胆振いぶり地方ちほうの3人にんの合あわせて13人にんの感染かんせんが確認かくにんされ、道内どうないの1日にちの感染かんせん確認かくにんは、合あわせて96人にんとなりました。

年代ねんだい別べつに見みますと、非ひ公表こうひょうの23人にんを除のぞいて、20代だいと30代だいが21人にんと最もっとも多おおく、次ついで、40代だいが14人にんなどとなっています。

検査けんさ数すうは、1175件けんでした。

道みちなどによりますと、現在げんざいの症状しょうじょうが非ひ公表こうひょうの15人にんを除のぞいて、いずれも軽症けいしょうか無む症状しょうじょうだということです。

96人にんのうち半数はんすう以上いじょうにのぼる57人にんは感染かんせん経路けいろが分わからないということです。

道みちによりますと、新あらたに感染かんせんが確認かくにんされた人ひとのうち1人にんは、クラスターが発生はっせいしている苫小牧とまこまい市しの道みち立りつ苫小牧とまこまい工業こうぎょう高校こうこうの生徒せいとで、このクラスターに関連かんれんする感染かんせん者しゃは、合あわせて12人にんとなりました。

また、道みちは、千歳ちとせ市しにある陸上りくじょう自衛隊じえいたい東ひがし千せん歳さい駐屯ちゅうとん地ちで新あらたなクラスターが発生はっせいしたと発表はっぴょうしました。

東ひがし千せん歳さい駐屯ちゅうとん地ちでは、先月せんげつ10日にち、自衛隊じえいたい員いん5人にんが感染かんせんしたクラスターが発生はっせいし、道みちは、先月せんげつ23日にち、終息しゅうそくしたとしていましたが、20代だいから50代だいの合あわせて6人にんの感染かんせんが新あらたに確認かくにんされたということです。

さらに札幌さっぽろ医科いか大学だいがく附属ふぞく病院びょういんは、患者かんじゃと看護かんご師しら、合あわせて4人にんの感染かんせんが確認かくにんされたと発表はっぴょうしました。

病院びょういんによりますと、先月せんげつ30日にちと31日にちに、「11階かい北きた病棟びょうとう」に勤務きんむする20代だいの看護かんご師し2人にんの感染かんせんが相次あいついで確認かくにんされたことから、同おなじ病棟びょうとうで勤務きんむする職員しょくいんや入院にゅういん患者かんじゃ全員ぜんいんを対象たいしょうにPCR検査けんさを行おこなったところ、入院にゅういん患者かんじゃと、退院たいいんした患者かんじゃの2人にんの感染かんせんも確認かくにんされたということです。

病院びょういんは先月せんげつ31日にちからこの病棟びょうとうでの新あらたな患者かんじゃの受け入うけいれを休止きゅうししています。

また、道みちは、札幌さっぽろ市しに本社ほんしゃがある「ライラック交通こうつう」で1日にち、タクシー運転うんてん手しゅ1人にんの感染かんせんが確認かくにんされたとして、利用りようした可能かのう性せいがある人ひとは札幌さっぽろ市し保健所ほけんじょなどに相談そうだんするよう呼よびかけています。

市し保健所ほけんじょの相談そうだん窓口まどぐちは、011-632-4567で、対象たいしょうとなる乗車じょうしゃ時刻じこくや場所ばしょなどの情報じょうほうは、道みちのホームページで確認かくにんできるということです。

道内どうないの感染かんせん者しゃは、札幌さっぽろ市しの延のべ2263人にんを含ふくむ延のべ3301人にんとなり、このうち、死亡しぼうした人ひとは110人にん、治療ちりょうを終おえた人ひとは延のべ2646人にんとなっています。

札幌さっぽろ市し「気きを引き締ひきしめ直なおし基本きほん的てきな感染かんせん防止ぼうし対策たいさくを」

札幌さっぽろ市しでは2日にち、これまでに最もっとも多おおい83人にんの感染かんせんが確認かくにんされ、3日にち連続れんぞくで最もっとも多おおくなりました。

札幌さっぽろ市しの担当たんとう者しゃは記者きしゃ会見かいけんで、感染かんせん者しゃのうち40歳さいを超こえる「中高年ちゅうこうねん層そう」が先月せんげつ下旬げじゅんになって105人にんと、急増きゅうぞうしていることを明あきらかにしました。

また、感染かんせんしていた飲食いんしょく店てんの従業じゅうぎょう員いんが、別べつの店みせで一緒いっしょに飲食いんしょくした人ひとたちに感染かんせんさせたり、家族かぞくなどにも感染かんせんを広ひろげたりして集団しゅうだん感染かんせん＝クラスターが連鎖れんさする例れいも起おきているということです。

札幌さっぽろ市しでは、感染かんせん対策たいさくの徹底てっていが特とくに求もとめられる場面ばめんとして、学校がっこうや職場しょくばでの休憩きゅうけい時間じかん、同僚どうりょうや友人ゆうじんとの飲食いんしょくを挙あげています。

札幌さっぽろ市し保健所ほけんじょの山口やまぐち亮あきら感染かんせん症しょう担当たんとう部長ぶちょうは、「このまま中高年ちゅうこうねん層そうに感染かんせんが広ひろまると重症じゅうしょう患者かんじゃや死亡しぼう者しゃが増ふえてくることが予想よそうされる。市民しみんと事業じぎょう者しゃには、ここでもう一度もういちど、気きを引き締ひきしめ直なおして基本きほん的てきな感染かんせん防止ぼうし対策たいさくをしてほしい」と話はなし、対策たいさくの徹底てっていを呼よびかけました。

北海道ほっかいどう 保健ほけん福祉ふくし部ぶ「まだピークでない」

北海道ほっかいどう保健ほけん福祉ふくし部ぶの廣ひろし島とう孝こう技わざ監は、記者きしゃ会見かいけんで「患者かんじゃ数すうが毎日まいにち増加ぞうかし、最多さいたを更新こうしんしているような状況じょうきょうで、まだ頂点ちょうてんに達たっしていると捉とらえることはできず、危機きき感かんを非常ひじょうに強つよく持もっている。クラスターの発生はっせいも相次あいついでいるが、状況じょうきょうを見みていくと、『症状しょうじょうがあるのに出勤しゅっきんしている』ということが増ふえてきていて、対策たいさくが緩ゆるんできていると感かんじている」と指摘してきしました。

そのうえで、発熱はつねつやせきなどの症状しょうじょうがある場合ばあいは休やすむということを、もう一度もういちど、徹底てっていし、マスクの着用ちゃくようや手洗てあらいなどの基本きほん的てきな感染かんせん防止ぼうし対策たいさくを徹底てっていするよう注意ちゅういを呼よびかけました。