日本郵便は
都内の
郵便局で
課長代理を
務めていた
元社員が、
料金別納郵便の
支払いに
使われた
切手、500
万円余りを
不正に
持ち出して
換金したとして、
懲戒解雇にしたと
発表しました。
日本郵便では、ことし10
月にも
同じ手口の
不正が
明らかになったばかりです。
懲戒解雇の
処分を
受けたのは、
東京 豊島区の「サンシャイン60
内郵便局」で、
課長代理を
務めていた50
代の
男性社員です。
日本郵便によりますと元社員は、去年8月からことしの4月にかけて、料金別納郵便の支払いに使われた527万7000円相当の切手を不正に持ち出し、金券ショップで換金していたということです。
ことし4月の社内調査で発覚し、本人も不正を認めたということで会社は、ことし7月19日付けで懲戒解雇としました。
日本郵便は「お客様の信頼を損なうことになり、深くおわび申し上げます。今後こうした事案が発生しないように、社員指導を徹底して参ります」としています。
日本郵便では、ことし10月に都内の別の郵便局で元幹部2人が、今回と同じ手口でおよそ5億4000万円に上る切手を着服したとして、懲戒解雇の処分を受けたことが明らかになったばかりです。