2025
年に
開かれる「
大阪・
関西万博」の
実施主体と
なる「2025
年日本国際博覧会協会」が30
日、
設立され、
会長に
就任した
経団連の
中西会長は
万博の
成功に
向けて
官民が
結束して
準備を
本格化させる
考えを
示しました。
大阪市で開かれた設立総会と理事会には、経団連の中西会長や関経連=関西経済連合会の松本会長ら経済団体の代表、それに大阪府の松井知事や大阪市の吉村市長などが出席しました。
この中で、「大阪・関西万博」の実施主体となる「2025年日本国際博覧会協会」の会長に経団連の中西会長が選任されました。
中西会長は就任の記者会見で「日本は課題先進国と言われるが、その課題を世界でいち早く解決することで日本の魅力を一層高めて力を付けていく万博だ。この協会が核になって、日本の力を結集していきたい」と述べ、万博の成功に向けて官民が結束して準備を本格化させる考えを示しました。
また大阪府の松井知事は「万博が決定し、会場となるベイエリアは優良な資産になると確信している。誘致活動中に、世界中で語っていたさまざまな夢を必ず実現したい」と述べました。
このあと、中西会長らが博覧会協会の事務室となる大阪府の咲洲庁舎の部屋の前に看板をかけました。
博覧会協会は、年内をめどにBIE=博覧会国際事務局に具体的な計画を提出したいとしています。