アフリカの西側の国(リベリア、ギニア、シエラレオネ)ではエボラ出血熱という病気になる人が増えています。日本からも医師などがアフリカに行って働いています。
26日、エボラ出血熱が広がっている国に行く医師などのための研修が東京でありました。11月の終わりごろから出発する医師など9人が出席しました。
まず、ことし2回アフリカで働いた医師の加藤康幸さんが「エボラ出血熱はとても危険な病気です。アフリカで働いたときの話はみなさんの役に立つと思います」とあいさつしました。そして、出席した人たちは、アフリカの西側の今の状況や、準備することなどについて話を聞きました。
出席した医師の中島一敏さんは「経験した人からアフリカの生活や安全について詳しい話を聞くと、準備がしやすくなります。日本に病気が入ってこないように、アフリカでしっかり働きたいです」と話していました。