韓国銀行(中央銀行)が3日発表した2019年10~12月期および年間国民所得(暫定値)によると、19年の1人当たり国民総所得(GNI)は3万2047ドル(約347万円)で、前年比4.1%減少しました。下げ幅はリーマン・ショックの影響を受けた09年(マイナス10.4%)以来、10年ぶりの大きさです。最も直近で減少したのは15年(マイナス1.9%)でした。
名目所得が実質所得を下回ったなか、19年はウォン安によりドル建ての所得が減少しました。ウォン建ての1人当たりGNIは前年比1.5%増の3735万6000ウォン(約341万円)でした。