Actualités japonaises: 東京五輪・パラ日程決定会場や人員など多岐にわたる課題

東京とうきょう五輪ごりん・パラ日程にってい決定けってい会場かいじょうや人員じんいんなど多岐たきにわたる課題かだい

Mar 31, 2020 00:03

Furigana

東京とうきょうオリンピック・パラリンピックの新あらたな日程にっていが決きまり、大会たいかい運営うんえい上じょうの今後こんごの主おもな課題かだいは、会場かいじょうの確保かくほ、運営うんえいに関かかわる人ひと、大会たいかい経費けいひ、大会たいかいに関かかわるさまざまな契約けいやく、が挙あげられます。

競技きょうぎ会場かいじょうなど確保かくほが喫緊きっきんの課題かだい

最もっとも早はやく調整ちょうせいしなければならないのが施設しせつの確保かくほです。

43の競技きょうぎ会場かいじょうをはじめ、メディアの取材しゅざい拠点きょてんとなる「東京とうきょうビッグサイト」、選手せんしゅ村むら、練習れんしゅう会場かいじょう、倉庫そうこなどの施設しせつを再ふたたび利用りようできるよう確保かくほし直なおす必要ひつようがあり、組織そしき委員いいん会かいはすでに各かく会場かいじょうへの依頼いらいを始はじめています。

人員じんいん確保かくほ職員しょくいんはボランティアは

運営うんえいに関かかわる人ひとも課題かだいです。

現在げんざい3500人にん以上いじょうにまで増ふえた組織そしき委員いいん会かいの職員しょくいんの体制たいせいをどうするのか。

また８はち万まん人にんが採用さいようされた大会たいかいボランティアも、参加さんかが難むずかしくなる人ひとが出でてくる可能かのう性せいもあり、募集ぼしゅうをし直なおすのかなど再さい検討けんとうが必要ひつようです。

「巨額きょがくの追加ついか経費けいひ」どう負担ふたん

大おおきな課題かだいとなりそうなのが大会たいかい経費けいひです。

施設しせつの再さい確保かくほや職員しょくいんの体制たいせいなど、大会たいかいの準備じゅんびを再さい構築こうちくしなければならない影響えいきょうはさまざまなところで財政ざいせいを圧迫あっぱくすることが見込みこまれ、組織そしき委員いいん会かいの武藤むとう事務じむ総長そうちょうも「追加ついか経費けいひは巨額きょがくになると予測よそくされる」と懸念けねんを示しめしています。

組織そしき委員いいん会かいは東京とうきょう大会たいかいの経費けいひについて、組織そしき委員いいん会かいと東京とうきょう都と、政府せいふを含ふくめた総額そうがくを１いち兆ちょう3500億おく円えんとしていて、これとは別枠べつわくで組織そしき委員いいん会かいが不測ふそくの事態じたいに備そなえて270億おく円えんの「予備よび費ひ」を計上けいじょうしていますが、こうした予定よていしている支出ししゅつを上回うわまわる可能かのう性せいがあります。

東京とうきょう大会たいかいを招致しょうちする際さいの立候補りっこうほファイルには「組織そしき委員いいん会かいが資金しきん不足ふそくに陥おちいった場合ばあいは都とが補填ほてん（ほてん）し、都とが補填ほてんしきれなかった場合ばあいには最終さいしゅう的てきに国くにが補填ほてんする」ことが明記めいきされていますが、ＩＯＣあいお-し-も含ふくめて新あらたな費用ひよう負担ふたんにどう対応たいおうするかが重要じゅうようになります。