新党結成をめぐり、
民進党と
希望の
党は、
安倍政権に
対じする
態勢を
再構築する
必要が
あるとして、
新党の
綱領などを
検討する
協議会を
設置しましたが、
それぞれ党内には
反対意見が
根強くあり、
どの程度の
議員が
参加するのかが
当面の
焦点になります。
民進党が
呼びかけている
新党結成をめぐり、
民進党の
大塚代表と
希望の
党の
玉木代表が
9日夜、
会談し、
安倍政権に
対じする
態勢を
再構築する
必要が
あるとして、
新党結成に
向けた
協議会を
設置することで
合意しました。
これを受けて両党の執行部は、協議会のもとに、新党の綱領や基本政策、規約などを議論する検討会を設けて、10日から実質的な検討に入ることにしています。
ただ希望の党内では松沢・参議院議員団代表ら5人が、党を分ける「分党」を求めているほか、細野・元環境大臣が新党には参加しない意向を表明し、長島・政策調査会長は「去年の衆議院選挙で、1000万人近くが比例代表で党に投票した意義を失わせる行動だ」と批判しています。
また民進党内でも、自衛隊のイラク派遣の日報問題や財務省の決裁文書の改ざん問題などで政府・与党への追及を強める中、新党結成に乗り出すことには反対だなどといった意見も根強くあり、どの程度の議員が参加するのかが当面の焦点になります。