日本大学アメリカンフットボール
部の
選手が
試合中に
重大な
反則行為をして
相手の
関西学院大学の
選手にけがをさせた
問題で、
関東学生連盟1部リーグの
日大を
除く15の
大学の
チームは、
改めて、スポーツマンシップとフェアプレー
精神を
持って
競技に
向き合うことを
共同で
宣言しました。
関東学生アメリカンフットボール
連盟の
1部リーグに
所属する
日大を
除く15の
大学の
チームは、
日大の
選手が
試合中に
無防備な
状態だった
関西学院大の
選手に
後ろからタックルしてけがをさせた
問題で、
試合を
主催した
関東学生連盟に、
真相究明のため
外部の
有識者などによる
第三者委員会を
設置するよう
求めています。
これに加え、21日午後、「関東学生アメリカンフットボール共同宣言」と題した文書を、それぞれの公式ホームページなどに掲載しました。
それによりますと、今の競技を取り巻く状況について「かつてないほどの危機を迎え、日本のフットボールが将来も存続しうるのか極めて強い危機感を持っている」という認識を示し、「試合では対戦相手への尊敬やフェアプレー精神を持つことが大前提だ」としています。
そのうえで、競技の公式規則にある『不正な戦術やスポーツマンらしからぬ行為、故意に相手を傷つけることは絶対に許されない』という部分を引用し、「フットボールに関わるすべての者はいま一度、ここで述べられていることを胸に深く刻み込み、フットボールと向き合うべきだ」としています。