米朝首脳会談に
向けて
来月7日にワシントンで
日米首脳会談が
開かれることになりました。
北朝鮮の
核やミサイル、
それに
拉致の
問題の
解決に
向けて
連携して
いく方針を
確認する
見通しです。ホワイトハウスのサンダース
報道官は
29日、ツイッターに「
アメリカはシンガポールで
開かれるであろう
トランプ大統領と
北朝鮮のキム・ジョンウン(
金正恩)
朝鮮労働党委員長との
首脳会談のため
積極的に
準備を
続けている」と
投稿しました。
そのうえで「トランプ大統領は6月7日にホワイトハウスで安倍総理大臣と会う」と書き込み、いったん中止と発表したものの再び当初の予定どおり来月12日の開催に向けて調整が進められている米朝首脳会談の前に、来月7日にホワイトハウスで日米首脳会談を開くことを発表しました。
両首脳は翌日の8日からカナダで開かれるG7サミット=主要7か国首脳会議に出席する予定ですが、これを前にワシントンで個別に会談することにしたものです。
日米首脳会談では北朝鮮の核やミサイル、それに拉致の問題の解決に向けて連携していく方針を確認する見通しです。両首脳は先月にも、南部フロリダ州で会談し、北朝鮮に対して、核兵器をはじめとした大量破壊兵器や、あらゆる弾道ミサイルの完全で検証可能かつ不可逆的な方法での廃棄を求めていく方針を確認したほか、トランプ大統領は、米朝首脳会談で拉致問題の解決を求める考えを表明しています。