錦織選手は第1セット、相手の1メートル93センチの長身から繰り出す強力なサーブや強打に押されてミスショットが目立ち、4-6で落としました。
錦織選手は、このあと、メディカルタイムアウトを取って右ひじ付近のマッサージを受け、第2セット途中には痛み止めの薬を飲んでプレーを続け、第2セットはライン際をつく鋭いショットなどでタイブレークの末、7-6で奪いました。
第3セットは、この試合18本を数えた相手のサービスエースなどに苦しみましたが、相手の脇を抜く冷静なショットなどを見せてタイブレークで7-6で取り、第4セットは精度の高いショットで6-1で圧倒し、セットカウント3対1で勝ちました。
錦織選手はウィンブルドン選手権10回目の挑戦で、初のベスト8進出を果たしました。この大会のベスト8は、日本の男子選手としては1995年の松岡修造さん以来23年ぶりで、戦後では2人目となります。
錦織選手は現地11日に行われる準々決勝で、第12シード、元世界王者で、現在世界21位のセルビアのノバク・ジョコビッチ選手と対戦します。
世界ランキング28位で第24シードの錦織選手は、大会7日目の9日の4回戦で、世界138位で、第4シードのアレクサンダー・ズベレフ選手に勝って勢いがあるラトビアのグルビス選手と対戦しました。
錦織選手は第1セット、相手の1メートル93センチの長身から繰り出す強力なサーブや強打に押されてミスショットが目立ち、4-6で落としました。
錦織選手は、このあと、メディカルタイムアウトを取って右ひじ付近のマッサージを受け、第2セット途中には痛み止めの薬を飲んでプレーを続け、第2セットはライン際をつく鋭いショットなどでタイブレークの末、7-6で奪いました。
第3セットは、この試合18本を数えた相手のサービスエースなどに苦しみましたが、相手の脇を抜く冷静なショットなどを見せてタイブレークで7-6で取り、第4セットは精度の高いショットで6-1で圧倒し、セットカウント3対1で勝ちました。
錦織選手はウィンブルドン選手権10回目の挑戦で、初のベスト8進出を果たしました。この大会のベスト8は、日本の男子選手としては1995年の松岡修造さん以来23年ぶりで、戦後では2人目となります。
錦織選手は現地11日に行われる準々決勝で、第12シード、元世界王者で、現在世界21位のセルビアのノバク・ジョコビッチ選手と対戦します。
錦織「1つ壁を破れた」
錦織圭選手は試合後のインタビューで、「大変な試合だった。出だしはよくなかったのでどうなることかと思ったが、2セット目からは自分のテニスを取り戻すことができた。苦しいタイブレークだったが、特に3セット目を取れたのが大きい。よくしのげた」と振り返りました。
また、試合中にメディカルタイムアウトを取り、マッサージをしていた右腕については、「きょう、じっくり治療してたぶん大丈夫だと思う」と話しました。
そして、10回目のウィンブルドン選手権で初めてベスト8に進んだことについては、「ベスト8に入ったことはまず1つ、壁を破れたので、これからどんどん進んで行けたらいいと思う」と話していました。