今月24
日で、
東京オリンピックの
開催まで
2年となるのを
前に、メインスタジアムの
新国立競技場に
近い東京 千駄ヶ谷の
周辺は
個性的な
飲食店や
専門店が
次々と
出店し、「ダガヤサンドウ」の
愛称で
注目を
集めています。「ダガヤサンドウ」は、
東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムで
およそ6万人が
観戦できる新国立競技場に
近い千駄ヶ谷と
北参道の
周辺をあわせたエリアで、
日本将棋連盟や
鳩森八幡神社の
ほか昔ながらの
商店街や
住宅街なども
残る地域です。
スタジアムの建設が進むなか、ここ数年、飲食店をはじめ、衣料品や雑貨、化粧品などを扱う個性的な専門店が次々と出店し、現在ではおよそ100軒の店が点在するまでになり、多くの若者が訪れています。
このうち、スパイス料理の店「HATONOMORI」は、カレーをはじめ、スパイスやハーブを使った世界各国の料理を提供していて、1つのプレートに数種類のカレーがのせられ、好みの味をいちどに楽しむことができます。
また、ソフトクリームとカフェの店「レティエ」は、季節にあわせて商品にのせるフルーツやトッピングを変え見た目にも華やかなことからインスタ映えすると人気で、スマートフォンで撮影しようと多くの客が訪れています。
ダガヤサンドウを訪れた23歳の女性は、「“ダガヤサンドウ”には初めて来ましたが、散歩しながらいろいろな店を楽しめました」と話していました。
千駄ヶ谷大通り商店街振興組合の岡崎千治理事は、「新国立競技場を中心に、街が変わってきつつある。ぜひ多くの人にダガヤサンドウを訪れもらい、この地域がさらに活気づいてほしい」と話していました。