静岡県では
大気の
状態が
非常に
不安定になり
気象台は1
日夜、
静岡県中部で
竜巻などの
突風が
発生したとみられると
発表しました。
各地で20
メートルを
上回る最大瞬間風速を
観測し、
県中部の
牧之原市ではこれまでに3
人が
割れたガラスでけがをした
ほか、
トラックが
横転したり
電柱が
折れ曲がったりする
被害が
出ています。
静岡県では大気の状態が非常に不安定になって気象台は1日午後8時すぎ、静岡県中部で竜巻などの突風が発生したとみられると発表しました。
特に午後6時台から7時台にかけて各地で風が強くなり
▽熱海市網代で32メートル、
▽石廊崎で31.7メートル、
▽御殿場市で27メートル、
▽三島市で23.6メートル、
▽御前崎市で22.9メートル、
▽牧之原市の静岡空港で20.6メートルの最大瞬間風速を観測しました。
静岡市消防局によりますと、午後6時半すぎからこれまでに牧之原市で30代から60代までの男女合わせて3人が割れたガラスでけがをし、いずれも軽傷だということです。
また、牧之原市によりますと、布引原地区で住宅1棟がほぼ半壊の状態になっているほか、トラックなど10台ほどの車が横倒しになるなどの被害が確認されています。
さらに道路脇の複数の電柱が折れ曲がり、道路をふさぐなどしているということです。
静岡地方気象台は「これまでの状況から竜巻が発生した可能性はある。被害が大きかった地域に2日朝から職員を派遣し調査を行うことにしている」としています。