Actualités japonaises: 自宅待機の20歳男性１人暮らし「不安で怖かった」新型コロナ

自宅じたく待機たいきの20歳さい男性だんせい１いち人にん暮くらし「不安ふあんで怖こわかった」新型しんがたコロナ

Apr 24, 2020 18:04

Furigana

今月こんげつ、新型しんがたコロナウイルスへの感染かんせんが判明はんめいし、２に週間しゅうかん、自宅じたく待機たいきを続つづけた新宿しんじゅく歌舞伎町かぶきちょうの飲食いんしょく店てん従業じゅうぎょう員いんの20歳さいの男性だんせいが、ＮＨＫえぬえいちけいの取材しゅざいに応おうじ、埼玉さいたま県けんで自宅じたく待機たいきを余儀よぎなくされていた、男性だんせい２に人にんが死亡しぼうしたことを知しり「入院にゅういんもできず、１いち人にん暮くらしだったので、症状しょうじょうが悪化あっかしていたらと思おもうととても不安ふあんで怖こわかった」と当時とうじの状況じょうきょうを語かたりました。

この男性だんせいは、先月せんげつ27日にちに味覚みかくが分わからなくなり、保健所ほけんじょに電話でんわしたものの、つながらない状況じょうきょうが続つづいたため、今月こんげつ１いち日にちに耳鼻じび科かから紹介しょうかい状じょうを書かいてもらい、翌よく２に日にちに医療いりょう機関きかんで検査けんさを受うけて、４よん日にちに陽性ようせいが判明はんめいしたということです。

男性だんせいはその後そのご、保健所ほけんじょの指示しじで２に週間しゅうかん、自宅じたく待機たいきしていたということで、この際さいのいきさつについて「検査けんさをしたら陽性ようせいだったので、保健所ほけんじょに『入院にゅういんですよね』と聞きいたら、『軽症けいしょうの人ひとは病室びょうしつが空あいていないので、自宅じたく待機たいきしてほしい』と言いわれ、その後そのご、２に週間しゅうかん自宅じたく待機たいきをしました」と話はなしていました。

自宅じたく待機たいきの間まの生活せいかつについて男性だんせいは「毎朝まいあさ、保健所ほけんじょから電話でんわがかかってきましたが、健康けんこう状態じょうたいと体温たいおんを聞きかれるだけでした。２に週間しゅうかんたったとき、保健所ほけんじょに『もう一度もういちど検査けんさしたい』と言いったら、『検査けんさが混こんでいるので無理むりです。２に週間しゅうかんたったのでもう大丈夫だいじょうぶですよ』と言いわれ、こんな対応たいおうで大丈夫だいじょうぶなのかと不安ふあんになりました」と話はなしていました。

その後そのご、男性だんせいは埼玉さいたま県けんで新型しんがたコロナウイルスに感染かんせんし、自宅じたく待機たいきを余儀よぎなくされていた、男性だんせい２に人にんが死亡しぼうしたことを知しり「もし、自宅じたく待機たいきのまま病状びょうじょうが悪化あっかして呼吸こきゅう困難こんなんになったら、１いち人にん暮くらしで助たすけを呼よべないので、今いま思おもうと、とても不安ふあんで怖こわかったです」と話はなしていました。

さらに男性だんせいは「保健所ほけんじょは、全然ぜんぜんまともに答こたえてくれず、不信ふしん感かんを覚おぼえました。今いまも多おおくの人ひとが自宅じたく待機たいきをしていると思おもうので、早はやく入院にゅういんする場所ばしょを確保かくほして、何なにかあったらすぐに医師いしが駆かけつけられる体制たいせいにしてあげてほしいです」と話はなしていました。