多古町のあじさい公園で毎年この時期に開かれる「あじさい祭り」では、高さ5メートル余り、長さ50メートルの、竹で作られたジェットコースター「竹コースター」が呼び物になっています。
この竹コースターは、地元の人たちが30年以上前から祭りに合わせて作っているもので、祭りの前日に一気に組み立てて、当日の夕方には壊してしまう「1日限定」のジェットコースターです。
9日は、午前9時の開始前から、多くの子どもたちが行列をつくり、そりを使って竹コースターを滑っては大きな歓声をあげていました。
小学3年生の男の子は「怖かったけど、楽しかった。来年もまた来たいです」と話していました。
竹コースターづくりに関わって11年になるという椎名一裕さんは「毎年、子どもたちが心待ちにしている一大イベントなので、みんなの笑顔を見れてよかった。今後も続けていきたい」と話していました。