日本新聞: 備蓄米の販売小売業者と精米余力ある卸売業者の連携が課題に

備蓄びちく米まいの販売はんばい小売こうり業者ぎょうしゃと精米せいまい余力よりょくある卸売おろしうり業者ぎょうしゃの連携れんけいが課題かだいに

N2 Jun 7, 2025 05:06 1

Furigana 翻译

随意ずいい契約けいやくの備蓄びちく米まいの店頭てんとう販売はんばいが各地かくちで始はじまる中なか、この流ながれを安定あんてい的てきに続つづけるカギと言いわれているのが「精米せいまい」です。備蓄びちく米まいを調達ちょうたつした小売こうり業者ぎょうしゃと精米せいまいの余力よりょくがあるコメの卸売おろしうり業者ぎょうしゃをどのようにつないでいくかが課題かだいになっています。

随意ずいい契約けいやくの備蓄びちく米まいは国くにが委託いたくする民間みんかんの保管ほかん倉庫そうこから玄米げんまいの状態じょうたいで小売こうり業者ぎょうしゃに引き渡ひきわたされます。

多おおくの場合ばあい、コメは流通りゅうつうの段階だんかいで精米せいまいされて消費しょうひ者しゃの元もとに届とどきますが、小売こうり業者ぎょうしゃは精米せいまい設備せつびを持もたないケースが多おおく、代かわって作業さぎょうを担になう卸売おろしうり業者ぎょうしゃの対応たいおうが焦点しょうてんとなっています。

こうした中なか、コメの卸売おろしうり業者ぎょうしゃでつくる全米ぜんべい販＝全国ぜんこく米穀べいこく販売はんばい事業じぎょう共済きょうさい協同きょうどう組合くみあいは、5月つき30日にちから6月つき3日にちにかけて加盟かめいする139の事業じぎょう者しゃを対象たいしょうに備蓄びちく米まいを精米せいまいする余力よりょくがあるか調査ちょうさし、その結果けっかを公表こうひょうしました。