アフガニスタンの
首都カブールで、
大統領府の
近くや
各国の
大使館が
集まる地区などに
ロケット弾が
撃ち込まれ、
これまでに
市民8
人が
死亡し、30
人以上がけがをしました。アフガニスタン
政府によりますと、
首都カブールで21
日午前、
大統領府の
近くや
アメリカ大使館を
含む各国の
大使館が
集まる地区などに
ロケット弾20
発以上が
着弾し、
大きな爆発が
起きました。
この爆発で、これまでに少なくとも市民8人が死亡し、30人以上がけがをして、病院で手当てを受けているということです。
地元の警察によりますと、ロケット弾はカブール北部の市街地に止められていた車2台から複数回にわたって発射されたということです。
これまでのところ犯行声明は出ていませんが、反政府武装勢力タリバンは関与を否定する声明を発表しています。
アフガニスタンでは政府とタリバンが停戦に向けた協議を始めたことし9月以降も、各地で戦闘やテロが相次いでいます。
今月2日にはカブールにある大学が過激派組織IS=イスラミックステートの武装グループに襲撃されて、学生など少なくとも19人が犠牲となり、治安の悪化に歯止めがかからない状態が続いています。