加藤官房長官は、
記者会見で、
農林水産大臣などを
歴任した
西川公也内閣官房参与から「
一身上の
都合により
退任したい」という
申し出があり、
退任の
手続きを
進めていることを
明らかにしました。
この中で、
加藤官房長官は、
西川公也内閣官房参与について「
本人から、
退任の
申し出があったと
承知しており、
現在、
退任の
手続きが
進められている。
手続きが
終了しだい、
公表する
予定だ」と
述べました。
そのうえで、退任の申し出の理由について「一身上の都合により、退任されると聞いている」と述べました。
また、大手鶏卵生産会社の元代表が、自民党の吉川元農林水産大臣に現金を渡したなどと周囲に説明していることに関連し、記者団が「西川氏へのクルーズ船による接待などが報じられているが因果関係はあるのか」などと質問したのに対し、加藤官房長官は「さまざまな報道は承知しているが、あくまでも『一身上の都合により退任したい』という申し出があり、それを踏まえて、現在、退任手続きを進めている」と述べました。
西川氏は、自民党の前の衆議院議員で、農林水産大臣や、TPP=環太平洋パートナーシップ協定をめぐる党の対策委員長などを歴任し、平成29年に、安倍内閣で、内閣官房参与に任命され、菅内閣でも再任されました。