位置情報を
確認できるアップルの
小型の
機器「AirTag」を
女性の
車に
取り付けてつきまとった
などとして、
奈良市の49
歳の
会社員がストーカー
規制法違反の
疑いで
書類送検されました。
書類送検されたのは、奈良市に住む49歳の男性会社員です。
警察によりますと、会社員は去年11月からことし4月にかけて、同僚だった女性の車に、アップルの小型の機器「AirTag」を無断で取り付けて、位置情報を取得し「きのう病院におったな」と話しかけたり、車であとをつけたりしたなどとして、ストーカー規制法違反の疑いがもたれています。
女性が車を売却しようとした際、車体の底の部分に「AirTag」をはり付けられているのが見つかり、被害が明らかになりました。
会社で2人に接点はほとんどなく、会社員が一方的に好意を募らせたとみられ、警察の任意の調べに対し「どんなことをしているか知りたかった」などと話し、容疑を認めているということです。
「AirTag」は
所持品などの
紛失を
防止するための
直径3
センチほどの
機器で、
スマートフォンと
連携し、
位置情報が
地図上に
表示される
仕組みになっています。
悪用すれば処罰の対象になる場合があるということで、警察は本来の目的とは異なる使い方をしないよう呼びかけています。