アメリカの
トランプ政権は、
新型の
F16
戦闘機66
機などを
台湾に
売却することを
正式に
決め、
議会に
通知しました。
中国の
強い反発が
予想されます。
トランプ政権は、
台湾に
新型の
F16
戦闘機66
機と
関連する
装備などを
売却することを
正式に
決め、20
日、
議会に
通知したことを
明らかにしました。
売却額は80億ドル、日本円にしておよそ8500億円で、売却を行うには議会の承認が必要です。
ポンペイオ国務長官は「今回の売却の決定は、アメリカと中国の歴史的関係や、アメリカのこれまでの政策と合致するものだ」と述べ、正当な判断だと強調しています。
これに対して、中国は、アメリカメディアが売却の手続きを進めていると事前に報じたことを受けて、売却は内政干渉だとしてアメリカに撤回を求めていました。
アメリカ国務省の当局者は「台湾が自衛のための十分な能力を維持できるよう支援するもので、アメリカの『1つの中国』の政策を変えるものではない」と説明していますが、トランプ政権が正式に売却を決定したことに対しては、中国の強い反発が予想されます。