アメリカ西部で
野生のヘラジカが
民家の
窓を
突き破って
侵入し、
住民が
強盗と
勘違いして
警察に
通報する
騒動がありました。
室内でゆっくり
休んだヘラジカは、
警察官らに
連れ出され、
生息地の
森に
帰って
行きました。
アメリカの
メディアによりますと、
西部コロラド
州のブリッケンリッジで、
突然、
野生のヘラジカが
民家の
地下室の
窓を
突き破って、
部屋の
ベッドの
上に
落ちてきました。
当時、地下室には母親と幼い子どもが寝ていましたが、窓ガラスが割れる音に驚いてすぐに逃げ出し、強盗だと勘違いして警察に通報しました。
警察官が駆けつけたときには、体重がおよそ400キロあるヘラジカが、地下室に寝そべり休んでいたということです。
このあと、ヘラジカは警察官らの手で家の外に連れ出され、生息地の森にゆう然と帰って行ったということです。
地下室にいた母親は眼鏡をかけていなかったということで、「部屋に何が入ってきたのか、まるで見当もつきませんでした。とにかく慌てて逃げ出しました」と話していました。