3年前、フランス
東部に
留学中の
日本人の
女子大学生の
行方がわからなくなった
事件で、
南米チリの
捜査当局は、
殺人の
疑いで
国際手配されている
元交際相手のチリ
人の
男の
取り調べを
来月中旬に
行うと
発表しました。
筑波大学の
学生、
黒崎愛海さんは2016
年12
月、
留学先のフランス
東部のブザンソンで
行方がわからなくなり、フランスの
捜査当局は、
元交際相手でチリ
人のニコラス・セペダ
容疑者(28)を
殺人の
疑いで
国際手配しています。
この事件でフランス当局は、すでにチリに帰国していたセペダ容疑者に直接、事情を聴くためチリ側に働きかけていましたが、チリの捜査当局は28日、来月15日から17日にかけて、容疑者の取り調べを行うと発表しました。
それによりますと、取り調べにはフランスの捜査関係者の立ち会いを許可する一方、取り調べ自体はチリ側が担当し、フランス側の質問は認めないとしています。
フランス当局は事件のあと、ブザンソン近郊の森などで捜索を続けてきましたが、手がかりを見つけられないまま去年10月に捜索を打ち切っていて、容疑者の取り調べが事件解明に向けた重要なカギになるとみられます。