Actualités japonaises: 福島県沖のトリチウム“全地点で検出下限の濃度下回る”環境省

福島ふくしま県けん沖おきのトリチウム“全ぜん地点ちてんで検出けんしゅつ下限かげんの濃度のうど下回したまわる”環境省かんきょうしょう

Aug 27, 2023 11:08

Furigana

東京とうきょう電力でんりょく福島ふくしま第だい一いち原子力げんしりょく発電はつでん所しょにたまる処理しょり水すいの海うみへの放出ほうしゅつを受うけて、環境省かんきょうしょうは福島ふくしま県けん沖おきの11の地点ちてんで海水かいすいを採取さいしゅし、トリチウムの濃度のうどを分析ぶんせきした結果けっか、すべての地点ちてんで検出けんしゅつできる下限かげんの濃度のうどを下回したまわったと発表はっぴょうしました。

東京とうきょう電力でんりょく福島ふくしま第だい一いち原発げんぱつにたまる処理しょり水すいの海うみへの放出ほうしゅつを受うけて、環境省かんきょうしょうは放出ほうしゅつ開始かいし翌日よくじつの25日にち、放水ほうすい口ぐちの付近ふきんや遠とおいところでおよそ40キロメートルの地点ちてんなど福島ふくしま県けん沖おきの合あわせて11地点ちてんで海水かいすいの採取さいしゅを行おこない、研究所けんきゅうじょでトリチウムなどの濃度のうどについて分析ぶんせきしました。

そして27日にち、分析ぶんせき結果けっかについてトリチウムの濃度のうどは11地点ちてんのすべてで今回こんかい検出けんしゅつできる下限かげん値ちとしていた1リットル当あたり10ベクレルを下回したまわったと発表はっぴょうしました。

処理しょり水すいの放出ほうしゅつ前まえに同おなじ海域かいいきの海水かいすいを分析ぶんせきした際さいは、高たかいところで1リットル当あたり0.14ベクレルだったということで、環境省かんきょうしょうは今後こんごより詳くわしい分析ぶんせきを進すすめることにしています。

今回こんかいの結果けっかを受うけて西村にしむら環境かんきょう大臣だいじんは「分析ぶんせきの結果けっか、11カ所かしょすべてでトリチウム濃度のうどが検出けんしゅつ下限かげん値ち未満みまんであり、人ひとや環境かんきょうへの影響えいきょうがないことを確認かくにんした」などと談話だんわを発表はっぴょうしています。