Actualités japonaises: 敦賀原発2号機規制庁 26日に審査再稼働初めて認めない可能性

敦賀つるが原発げんぱつ2号機ごうき規制きせい庁ちょう 26日にちに審査しんさ再さい稼働かどう初はじめて認みとめない可能かのう性せい

Jul 23, 2024 06:07

Furigana

原子げんし炉ろの真下ましたを走はしる断層だんそうが将来しょうらい動うごく可能かのう性せいがあるかどうかが焦点しょうてんとなっている福井ふくい県けんの敦賀つるが原子力げんしりょく発電はつでん所しょ2号機ごうきについて、原子力げんしりょく規制きせい庁ちょうが7月つき26日にちに審査しんさ会合かいごうを開ひらくことが分わかりました。

「将来しょうらい動うごく可能かのう性せいはない」とする事業じぎょう者しゃ側がわの主張しゅちょうが認みとめられない公算こうさんが高たかくなっていて、原発げんぱつの再さい稼働かどうが初はじめて認みとめられなくなる可能かのう性せいがあり注目ちゅうもくされます。

原子力げんしりょく規制きせい委員いいん会かいが定さだめる規制きせい基準きじゅんでは、活かつ断層だんそうの上うえに重要じゅうような設備せつびを設置せっちすることを認みとめておらず、敦賀つるが原発げんぱつ2号機ごうきは原子げんし炉ろの真下ましたを断層だんそうが走はしっているため、この断層だんそうが将来しょうらい動うごく可能かのう性せいがあると再さい稼働かどうできなくなります。

これまでの審査しんさで事業じぎょう者しゃの日本にっぽん原子力げんしりょく発電はつでんは、地層ちそうの年代ねんだいを推定すいていする新あらたな手法しゅほうなどを用もちいて将来しょうらい動うごく可能かのう性せいはないとする主張しゅちょうを続つづけてきましたが、審査しんさを行おこなう原子力げんしりょく規制きせい庁ちょうは、科学かがく的てき根拠こんきょが乏とぼしいなどと指摘してきしています。

審査しんさが大詰おおづめとなる中なか、次回じかいの審査しんさ会合かいごうが今月こんげつ26日にちに開ひらかれることが分わかりました。

原子力げんしりょく規制きせい委員いいん会かいの山中やまなか伸介しんすけ委員いいん長ちょうは今月こんげつ中ちゅうに結論けつろんが出でるという見通みとおしを示しめしていて、審査しんさ会合かいごうでは日本にっぽん原電げんでん側がわから新あらたな証拠しょうこなどが示しめされない限かぎり、主張しゅちょうを認みとめないとする結論けつろんが示しめされる公算こうさんが高たかくなっています。

その上うえで、最終さいしゅう的てきに規制きせい委員いいん会かいが再さい稼働かどうを認みとめないと判断はんだんすれば、2012年ねんの委員いいん会かい発足ほっそく後ご初はじめてとなり、敦賀つるが原発げんぱつ2号機ごうきは廃はい炉ろになる可能かのう性せいもあることから、審査しんさの行方ゆくえが注目ちゅうもくされます。