中国の
習近平国家主席とロシアのプーチン
大統領は、
新年を
迎えるにあたって
電話会談を
行い「
両国の
関係は
これまでで
最も高いレベルに
達した」と
評価する
など、
来月、
アメリカのバイデン
政権が
発足するのを
前に
連携を
確認しました。ロシア
大統領府は、プーチン
大統領が28
日、
中国の
習近平国家主席と
電話会談を
行ったと
発表しました。
それによりますと、両首脳は「両国関係はこれまでで最も高いレベルに達し、真に互恵的な関係にある」と評価したうえで国際舞台での協力を一層進めることを確認したと明らかにしました。
また、中国外務省によりますと、習主席は「双方が戦略的な協力関係を強化することで、両国に圧力を与え、分断させようとするいかなるたくらみにも対抗することができる」と強調しました。
両国は、今月22日にも日本海と東シナ海の上空で戦略爆撃機による合同の警戒監視活動を行うなど軍事面での連携も印象づけています。
今回の首脳会談は、中国やロシアに対して強硬な姿勢で臨むとみられるアメリカのバイデン政権が来月、発足するのを前に、連携を確認するとともにけん制するねらいもありそうです。