岸田総理大臣は、G7=
主要7
か国の
欧米の
メンバー国を
歴訪するため、
最初の
訪問先フランスに
到着しました。
日本時間の10
日未明にマクロン
大統領と
首脳会談を
行い、G7
議長国としての
対面外交を
スタートさせます。
G7の議長国として、ことし5月に「広島サミット」を開催するのを前に、岸田総理大臣は今月15日にかけて、G7のメンバー国のうち5か国を歴訪していて、日本時間の9日午後4時すぎ、最初の訪問先のフランスに政府専用機で到着しました。
岸田総理大臣は、日本時間の10日未明にフランスのマクロン大統領と夕食を交えながらの首脳会談に臨み、G7議長国としての対面外交をスタートさせます。
会談で、岸田総理大臣は、ウクライナ情勢をはじめ、食料・エネルギー危機や核軍縮、気候変動などの世界的課題への対応をめぐって意見を交わし、サミット成功への結束を呼びかけることにしています。
また、中国の海洋進出も念頭に、日本が南太平洋のフランス領、ニューカレドニアに領事事務所を新設したことを踏まえ、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた協力を確認する見通しです。
さらに、日本の防衛力強化の取り組みを説明し、自衛隊とフランス軍の共同訓練など安全保障分野の協力を強化したい考えです。