低気圧と
前線の
影響で、
東日本では2
日の
昼にかけて、
激しい雨が
降るおそれがあります。
東海では、
これまでに
降った
雨で
地盤が
緩んでいるところがあり、
気象庁は
土砂災害に
警戒するよう
呼びかけています。
気象庁によりますと、
低気圧と
前線の
影響で、
東日本を
中心に
大気の
状態が
不安定になり、
東海や
関東、
伊豆諸島、
それに東北などで
局地的に
雨雲が
発達しています。
午後7時までの1時間には、静岡県が掛川市に設置した雨量計で36ミリの激しい雨を観測しました。
これまでに降った雨で、静岡県では土砂災害の危険性が非常に高まり「土砂災害警戒情報」が出ている地域があります。
大気の不安定な状態は、東日本の太平洋側を中心に2日にかけて続く見込みで、
▽東海では2日未明にかけて
▽関東では2日明け方にかけて
▽伊豆諸島では2日昼前にかけて
雷を伴って局地的に激しい雨が降るおそれがあります。
このうち東海では、1日夜遅くにかけて局地的に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれもあります。
2日夕方までの24時間に降る雨の量は、
▽東海と伊豆諸島で150ミリ
▽関東で100ミリと予想されています。
静岡県の多いところでは、降り始めからの雨量が300ミリを超えて地盤が緩んでいるところがあります。
気象庁は、土砂災害に警戒するとともに、低い土地の浸水や川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風にも十分注意するよう呼びかけています。