Actualités japonaises: 東芝新型コロナ影響営業損益126億円の赤字

東芝とうしば新型しんがたコロナ影響えいきょう営業えいぎょう損益そんえき126億おく円えんの赤字あかじ

Aug 12, 2020 16:08

Furigana

東芝とうしばが12日にち発表はっぴょうしたことし6月つきまでの3か月かげつ間かんのグループ全体ぜんたいの決算けっさんは、新型しんがたコロナウイルスの影響えいきょうで工場こうじょうが一時いちじ、稼働かどうできなくなり、本業ほんぎょうのもうけを示しめす営業えいぎょう損益そんえきは126億おく円えんの赤字あかじとなりました。発表はっぴょうによりますと、売り上うりあげは前年ぜんねんの同どう時期じきから26％減へって5998億おく円えん、本業ほんぎょうのもうけを示しめす営業えいぎょう損益そんえきは78億おく円えんの黒字くろじから一転いってんして126億おく円えんの赤字あかじとなりました。

新型しんがたコロナウイルスの影響えいきょうで自社じしゃや取引とりひき先さきの工場こうじょうが一時いちじ、稼働かどうできなくなり、記憶きおく装置そうちのハードディスクや自動車じどうしゃ向むけの半導体はんどうたいの販売はんばいが落ち込おちこんだことが主おもな要因よういんです。

緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんが出でていた4月つき下旬げじゅんから5月つき上旬じょうじゅんにかけて、従業じゅうぎょう員いんの出勤しゅっきんを減へらすため本社ほんしゃや工場こうじょうを含ふくむ国内こくないのすべての拠点きょてんを原則げんそく、休業きゅうぎょうとしたことも影響えいきょうしたとしています。

一方いっぽう、今年度こんねんど1年間ねんかんの業績ぎょうせき予想よそうは、工場こうじょうの稼働かどうが再開さいかいしていることを踏ふまえ、営業えいぎょう利益りえきが1100億おく円えんの黒字くろじというこれまでの見通みとおしを据え置すえおきました。

オンラインの会見かいけんで、加茂かも正治しょうじ上席じょうせき常務じょうむは「業績ぎょうせきを押し下おしさげる一因いちいんとなったフィリピンの工場こうじょうの稼働かどう率りつは8割わりを超こえる水準すいじゅんまで戻もどっている。コストの削減さくげんなどによって新型しんがたコロナウイルスによる業績ぎょうせきへの影響えいきょうは100億おく円えん以上いじょう抑おさえることができた」と述のべました。